◇ 神樣は愛の神であり，永生の神である   勝利祭壇を逼迫させ，謀略する人も神の子なので，悔い改めて歸って來る時まで待っている．救い主を信じてみ言葉に從順であり，完全に委ねてこそ救いがあり，永生があるのである．全人類は六千年間この世の万民を救って下さる救い主を待って來た．何ゆえに救い主を待って來たかと言えば，救い主のみ言葉に素直に從いさえすれば，救いを得ることが出來ると知っていたからである．   私は，皆さんに見せるべき事をすべて見せ, 聞かせるべき事もをすべて聞かせた．私が20年前に，世界共産主義を無くしてしまおうと言ってから，それを實際に成就させた事を皆さんは見たでしょう．また，台風が吹いて來ないようにし，梅雨も降らないようにすると言うことも公言した．私は風雲造化を自由にする事が出來るので，寒くなるようにも，暑くなるようにもする事が出來る．   それが，たまに出來ると言うのなら20年間に幾度かは間違った事もあろうが，20年間一度も違わず台風を防いだ事は，皆さんが直接自分の目で見て來た事でしょう．また, 20年前に，私が韓國では戰爭が起こらないようにすると言ったが其の通り成就させたのである．   戰爭を起こそうとしても起こせないように制度を作って置いたのである．南北が同時に國連に加入したので，戰爭を起こそうとしても起こせないように作ったのである．私が20年前に話したことが，今，このように成し遂げられつつある．   ◇ 人間の言葉では表現できない神樣の眞理   私は20年前，人間の言葉だけでは表現できない高い次元の知惠があると言った．死ぬ人を生かし，吹いて來る台風を防ぐことは人間の言葉だけでは表現出來ない．人間の言葉は魔鬼の言葉だからである．言葉とは，心の結果なので，その心が「私」という主體意識に因るものなら魔鬼の心なのである．   「私」という主體意識に因る言葉や文章もすべて魔鬼の言葉であり魔鬼の文章なのである．魔鬼の言葉と文章には限界があるのでその表現にも限界がある. だから，神樣の文章や言葉でこそ表現できるが，人間の言葉や文章では表現が出來ないのである．   ◇ 甘露は神樣の靈である   過去20年間, 續けて私は露を降らせ，今まで誰も解く事の出來なかった「善惡を知る木の實」，救援論，救世主論，信仰論なども一時間で解いてあげる．また，六日間仕事をし，七日目に休まれたという事は, まさに六千年間神樣が救い主を作られ，七千年代に魔鬼を完全に殺してしまう救い主が出現されると魔鬼の世は終わり，天國が成し遂げられるという意味である．   天國が成し遂げられる事が終末なので，終末が卽ち天國であり，天國がまた安息日である事を私は論じている．だから，神樣が下さる安息日は，人間の歷史が七千年代に來て初めて成し遂げられるという意味である．この事實をこの世の人びとは知らない．人間にどうして考えがあるのか，どうして生命があるのか，この世の中の人びとが知らないことを私は敎えている．   聖書に生命の根源が神樣であると書かれているが，人が神樣の子(申14:1)であると言うことも書かれている．皆さん，盲人が目開きに付いて行ってこそ窪みに落ちないように，今日，確かな目開きの救い主が出現なさり，その目の開いた救い主が盲人を死なせず生かそうとして「右に行け」と言われば，人間の考えで直ちに納得行かずとも，右に行ってこそ救われるのだから右側に行かなければならない． 最近, 降りた甘露    神樣の子である人間を，神樣ほど愛している存在は他にない．だから，神樣が右に行けと言われても，自我を張って行かない時は本人の機嫌をとる爲に「右に行くことが氣に沿わねば自由にやってみよ」と言葉を回しておっしゃるのである．道中に怖い斷崖を見て戾って來る時まで放置されるのである．斷崖があればそのまま左側に行けず戾って來ることになる．   行ってまた戾るには時間が懸かるから神樣のお話に從順であらねば成就する時が遲れるのである．全てを知っている人のお話に素直に從ってこそ救いがあり，從わなければ救いはない．だから，聖書の中にも“從うことは燔祭や犧牲にまさる(サムエル記上15:22)”と記されている．なぜ從順すべきかと言えば，救い主は目の見開いた方であり，前方を見通しているからである．だから, 救い主は貴重な存在である．   神樣に自分の體と心と生命を完全に委ねまつってこそ救われるし，永生を得る事が出來るのである．その理由は，船に乘る時, 自分の體と心と生命全てを委ねてこそ船に乘ることが出來るからである．だから，その船頭が本物の救い主であるか，にせの救い主であるかが問題で，本物の救い主なら，その船頭が率いる船に無條件に乘らなければならない．贊美歌の歌詞にも「あの向こう側の河の丘に美しい所がある…」という歌詞があるが，その美しい地に入る爲には, 自分の體と心と生命を全て委ねなければならない．だから靈母さまが「橋を渡ってこそ生き得る，橋を渡って五里位行くと飴屋がある．   その飴屋を回り回って50里をさらに行くと河があるから，船に乘ってその河を渡った人に私は話す言葉がある. その船に乘って渡って來ない者には話す言葉がない．」とおっしゃった．「ここではなく，橋を渡ってこそ生き得る」というみ言葉は救いを得る所は傳道 ではないと言うことである．「5」と言う數字は救い主を意味する數字である．   そして，「10」と言う數字は神樣を指す．田畑の「田」の事は完成された神樣を言い，「土」という字はエデンの園を言うので，「田」と「土」を合わせた字「里」は「エデンの園に入った完成された神樣」を意味する．だから，「回り回って50里をさらに行くと…」と言われた意味は完成の神樣になってこそ救いの船に乘ったことになり，また，自分の體と心と生命を委ねた事になるので，「船に乘って渡った人に私は話す言葉があるが, 船に乘って渡って來ない人には話す言葉がない」と言われた．靈母さまのみ言葉をこのように詳しく解釋してくれた人は今までいなかったのである．   ◇ 勝利者の出現で世の中の空氣が澄む   私はたまに話すけれど，私の體から生命の物質が出て行く．この生命の物質は世の汚染された空氣が淸く澄む物質である．それ故に，私が行く所どころ方ぼうの汚染された全世界の空氣が澄むのである．疑う人がいるので私は繁しげと言わないだけのことで，實際は救い主が出現すると，どのようにしてこの世の中が天國になり救いを得る事が出來るのかと言えば，先ず最初に, 世の中の空氣が神樣の空氣に變化するのでこの世の穀物と万物が變化するのである．このように變化した穀物を食べると神樣の體になって死なない體になる.*    飜譯: 尹金玉 記者 藤田多惠子 勝師 監修