◇ 檀君はヤコブの長子   我われの檀君はどのような方であるかと言えば，聖書に記錄されているヤコブの本妻の長子なのである．檀君の子孫がレバノンから東方に移住しつつ，イラク，イランを經て海を渡り，中國大陸を經てアルタイ山脈の麓，今のモンゴルで100年間暮した後，滿州を經て鴨綠江を渡って大洞江に至り，3000余年前に古朝鮮を設立したことを私は論じている．   我われの民族はアルタイ語を使う民族なので東洋史では“アルタイ語族”と言うレッテルが貼られている．イスラエルの言葉であるヘブライ語を使っていた我われの檀君の子孫たちがあのレバノンの“ソラ”の地で，200年間プレセスの軍隊と戰いながら勝負を決することが出來ず，そこで東へ東へと移住して來たが，その時にはヘブライ語を使っていたが，ヘブライ語を使っていた人達が100年間アルタイ山脈のすそので 暮らす間にすべて年老いて死に，その子孫がアルタイ山脈で暮らしながらその土地の言葉を使うようになったのである．   このように，アルタイ語を使うことになった子孫たちが滿州を經て鴨綠江を渡り大同江で古朝鮮を設立したのである．大同江で出土された瓦の中にヘブライ語で書いてある內容は「我ら到着せり」，また別の瓦には「聖徒が集まって祈り，天國を回復させよう」，「五つの花弁がある花と心を合わせて神の王國へ入れ」ということである．   イスラエルの碑石に書かれている文字とその瓦の文字はまったく同じである．我われの先祖がヘブライ語を使ったと言う事實はこれで間違いなく，また，韓國民族がイスラエル民族である事に間違いないことは，百科事典にイスラエル民族の骨相と韓國人の骨相が同じであると書かれている．そのことも我われの韓國人がイスラエル民族だと言う證據である．   韓國人は白い服が好きであるが，イスラエル民族も白い服が好きだと聖書に書かれている．また，聖書にイスラエルの民族は人が死ねば麻布を着て’アイゴ，アイゴ’と泣くと書かれているが，地球上に人が死ねば麻布を着て痛哭する民族は韓國人とイスラエル民族以外にはいないのである．     ◇ 韓民族はハナニムの神が共にいます民族   モ－ゼがワグブに居た時，イスラエルの民を率いて曠野に出ようとワグブの王バ－ルに懇願したが許可して吳れないので，最後にはイスラエル民に命令して“家ごとに羊の血を門柱に塗り付けよ”と言った．すると門柱に羊の血を塗り付けたイスラエル民族の家家は何事の事故が無かったのに，門柱に羊の血を塗り付け無かったワグブの家家に長子は全て死んだ．   ワグブの家の長子が死んだ事によって騷ぎは大きく，哀哭する者の聲が天を突く程になったのでバ－ル王は恐怖におののきながらモ－ゼを呼び「君たちの民を望み通り連れ出せ」と許可をしたことである．そこでモ－ゼはイスラエル六十万の群集を率いて紅海を渡り曠野に出ることになったのである．この時からイスラエルの民は羊の血を塗り付けると“死者の鬼神”が人を殺さないと考える習慣が生じたのである．   ところで，本物のイスラエルの民族である檀支派の子孫が韓國の地まで來たら羊がいないので，羊の血の色と似た小豆でお粥を作り，冬至の日に門柱に塗り付けるようになった．昔，韓國の女たちが嫁ぐ時，赤い“チマ”(スカ-ト)を履き，黃色い“チョゴリ”の袖先に赤い布を足して付け，チョゴリに赤い結び紐をし，顔にはべにを刷ったのは，赤色が鬼神を追い出す羊の血を象徵するからである．   このように大變意味深い事實を細密に知っていることは，私の中に神が居らっしゃるからである．ところで，イスラエルの民，ヤコブの十二子息の子孫の中からどうして檀支派だけを東の端に行かせたかと言う事は，ハナニムの神が共にする人だけが知る秘密なのである．檀支派，檀君の子孫の中から救い主が出ると聖書の創世記49章16節に書かれている．   救い主が出る民族なので，イスラエルの民を一切何事をも抹殺しようとする魔鬼の計略が有ることを神は前もってご存知で，3，000余年前に遠くにある陽が昇る國，東方の地の果て，地の隅に旣に移して置かれたのである．第二次大戰當時，ムッソリ-ニ，ヒットラ－，スタ－リンが，ユダヤ人をすべて虐殺して殺した事實は，ハナニムの神が共にするイスラエルの民を抹殺しようとしたのが魔鬼の眞の作戰であったのである．これは世界史が證明している．   けれど，ハナニムの神が共にする我われ韓民族の中から救い主が出て來られるようになさり，ハナニムは魔鬼が氣づかないようにして，前もって我が民族を東方の地の果て，地の隅に隱して置かれたのである．「島島よ，靜かにせよ. 東から義人一人を呼び起こす．列國の王達がすべて來て屈服する．地の果て，地の隅からお前を呼び起こす」とは，救い主が韓國の地から出られることを聖書がイザヤ書41章1節から9節に記しておいたものである．     ◇ 韓國から出られる義人が世界を支配する   東方の國とは，昔から中國と日本と韓國を言う．しかし，島島よ靜かにせよと言われたから，日本は島國なので該當せず，また，地の果て，地の隅と言ったから中國も該當せず，島國と大陸を除けば韓國しか殘らない．このように，韓國から義人一人を呼び起こすが，その義人の前に列國の王達が來て屈服すると言う言葉は，韓國の地から出られたその義人がすばらしい能力と，權勢と，力と，權能を持っているからである．   だから，世界のすべての王達と大統領達と，全ての君たちが來て屈服するのである．世界の万國にいる全ての王達が來て屈服するというのだからその方は“王の中の王”なのである．韓國から出られる救い主が卽ち“王の中の王”なのである．救い主が出られると言うことが聖書の創世記49章16節に「ダンはその民を審判する」と書かれている．   これは，檀君の子孫の中から世界萬民を審判するものが出られると言う意味である．“審判するものが出られる”と言う意味である．審判なさるので兵卒では無くて救い主なのである．救い主が檀支派の中から出られると記錄されているが，聖書を持って敎會に通う者達が分らないのである． このこと，聖書の深い意味は習って分かるのでなく，油を注がれた者，ハナニムの神に仕えている者であるからこそ分かることなのである.*   飜譯: 尹金玉 記者 藤田多惠子 勝師 監修