聖書には人を土で捏ねて作ったと書かれているのです. 人はどのような存在なのか? 太初, 人は神であったのです．人の先祖, アダムとイブはエデンの園に住んでいた三位一體の神樣です．しかし, キリスト敎では神とイエスと聖靈を三位一體の神樣だと言います．

  これは聖書にもない言葉であり，これでは筋道が立つ言葉とは言えないのですなぜかと言えば，三位一體の神樣なら，永遠の昔から永遠無窮に存在した神樣です．だから，イエスや聖靈が三位一體の神樣というのは無知な言葉です．聖靈が，卽ち神樣で，神樣が卽ち聖靈で，聖靈と神樣とイエスが三位一體の神樣ということは，これは理にも合わない言葉です．

  だから，三位一體の神樣とは「エデンの園」に住んでいた方達が三位一體の神樣だと言ってこそ理が合うのです．三位一體の神樣がいらっしゃってこそ天國があり，天國はまさに神樣だけが住む所です．だから，「エデンの園」は三位一體の神樣がいらっしゃったので「エデンの園」になったし，三位一體の神樣がいらっしゃるので天國になったのです．

  ’神樣がいらっしゃってこそ天國’だという讚美歌があるでしょう?「神樣がいらっしゃる所がいずこも天國」という讚美歌の歌詞があるでしょう? この讚美歌の歌詞を作った人が聖靈を受けて作ったので，これは神樣のみ言葉です．

  神樣がいらっしゃってこそ天國であり，神樣がいらっしゃらなければ天國になり得ないのです．だから, 神樣になってこそ天國に行くことが出來，神樣にならなければ天國で永生も享受することは出來ないのです．ヤコブが自分の息子ダンに向かって，その民を審判すると言いました．審判者である救い主が「ダン支派」の中から出るという意味でしょう．

  だから，「主よ, わたしはあなたの救いを待ちのぞむ」と言った．他の息子達には「主よ, わたしはあなたの救いを待ちのぞむ」という言葉を發してないのにダンという息子には將來を語りながら最後に「主よ, わたしはあなたの救いを待ち望む」と言ったのはエホバの神樣がダンの身體に宿られるという言葉です．今日のキリスト敎では神樣がダンに來られたことを知っていますか?

  これはアブラハムの神樣がイサクに行かれ，イサクに行かれた神樣がヤコブに行かれたということが聖書に書いているでしょう?ところが，ヤコブに行かれた神樣が12人の息子の中のユダなどに行かれたと解釋するキリスト敎徒に聖書が分かるのでしょうか? 聖書について無知でしょう?

  確かに創世記49章には12人の息子に將來のことを予言したヤコブの言葉が記錄されているでしょう?ところが，その中でダン支派だけにその民を審判すると言ったでしょう?

  だから，ダン支派の中から審判者，救い主が出るということを言ったのですね?イザヤ書41章1節から9節を見れば，‘だれが東から人を起こしたか，もろもろの民を征服し，もろもろの王を足の下に踏みつける’と言った．

  この話は東から現われた義人が全知全能者であり，救い主なので世界中の王達が來て屈服するということです． また，太陽が暗くなって救い主の顔から光が放たれる時，世界の万民達は顔から光の出る人を有り難く考えるでしょう?そして，光が出る救い主を訪問する爲に貴重に銀金財寶を持って來ることになるでしょう．救い主に持って來て捧げるようになっていることでしょう．

  皆さんに, 私が全知全能者だということを見せて來たし, 神になる話を敎えているでしょう?永生の確信を持ってこそ神になると敎えている. 永生の確信の心．それが永生の神樣の心です．だから，神樣の心を持つと血が變わるのです．心によって永生の血に變われば永生體に變わるでしょう．永生の身體に變わるのです．

  永生體に變われば死なないのです. たとえ, 體が病氣にかかった場合，病氣がすべて治ってしまうだろうか，そのままでだろうか? きれいに病氣は治るでしょう?だから，今日この壇に立っている私が皆さんの目には人のように見えるが，人ではないと格菴遺錄に記されているのです．「似人不人天神降」と言っているでしょう．

  「似人不人天神降」とは神樣が降って來ているという意味です．人ではないという言葉です．このように格菴遺錄に記されているのに，やはり，人と考えるのは正常な人ではないですね．三位一體の神樣が壇の上に立って話しているのに，人の言葉だと思って言葉どおりきちんとするかしないかを探る人もいる．

藤田多惠子 勝師 監修
飜譯: 尹金玉 記者