1.  靈魂とは生命であり, 心であり, 血が靈魂である.

  1　この世のすべての人びとと宗敎家が人の靈魂とは形而上學的な存在なので目で見る事は出來ないが, 死ねば肉體から離れて永遠に地獄で生きるか, 天國で生きるかであると言われてきたが, 靈魂という實體は死んで離れるというものではない.2　靈魂とは生命であり, 生命自體が靈魂であり, 靈魂が心である.

  3　靈魂というのは心であり, 血の作用である.4　血が心であり, 血が靈魂なので, 血が生命であると聖書は話している.5　だから, 血が靈魂であり, 生命であり, 心なので, 神樣ハナニムの同じ心を抱けば神樣ハナニムの血になることを初めから皆さんに話して來た.

    2.  靈肉一體說

  1　新しい細胞が作られるということは, 體が血であり, 血が考えであり, 考えが靈なので, 靈が血になり, 體になるということは, 「靈肉一體說」 の基の學說になる.2　だから, 神樣ハナニムの心を持てば神樣ハナニムの血と靈に變わるので, 人が死のうとしても, 死ぬことが出來ない.

  3　今日, 人の體が靈なので 「靈が肉であり, 肉が靈である」 というみ言葉は, 佛敎で論じる輪廻說が崩れるだけではなく, すべての人びとと宗敎家達が知っている靈肉分離說が間違いなく壞われる.

    3. 人の靈は連帶的な存在

  1　私は死ぬ事が出來ない秘訣を科學的に論じる. 人の靈が生命であり生命が靈なので, 人が死ねば靈が死ぬのである.2　人の靈が血であるが, 人の靈は連帶的な存在でもあることをかつて皆さんに話した. 3　私という個體の靈が獨立しているのではなく, 「私という靈」 は米國人の體にも, ドイツ人の體にも, フランス人の體にもある.

  4　「私という靈」 がアダムとイブの靈なので, アダムとイブの靈が66億の全人類の靈なのである.5　だから, 獨立した個體の靈ではなく, 連帶的な存在である.6　死んだ人の靈は死んだ人の血であり, 死んだ人の血が死んだ人の體であり, 死んだ人の體の中の血は腐る. 血が腐れば血ではなく土である.

    4.  現世が, 卽ち, 死んだ人の來世である.

  1　だから, 死んだ人の血は腐るのに, 死んだ人の血は, どこにあるというのか? 2  子供は兩親の血で作られたのだから, 死んだ人の血は子供の中にある.3　だから, 兩親の血は子供の血と同じである.4　血が靈であるから死んだ人の靈は死んだ人の血である.

  5　死んだ人の血は腐ってなくなるが, 死んだ人の血は, その人の體の中にあるだけではなく, 子供, 兄弟, おい, めいなどの家族の中に流れている.6　死んだ人の靈が生きている子孫の體の中に入っていることである.7　だから, 死んだ人の來世が, 空の上に別別にあるのではない.8　生きている人びとの現世が死んだ人びとの來世である.

    5.  私達の體の中にある靈の王權爭い

  1　私の靈ではなく他人の靈が私を支配することになる時, 狂ってしまう. 2　人が狂ってしまう理由は, 主體靈の私という主體意識が驚いたり, 激しく惱んたりすれば狂ってしまうことである. 3　私たちの體の中の血液中には死んだ人の血と生きている人の血が混じっている. これを醫學界も誰も知らなかったのである.

  4　しかし, 皆さんはもう悟って知っている. 5　私たちの體の中にお父さん, お母さん, お祖父さん, お祖母さんなど先祖代代の血が入っている.6　血は靈なので死んだ人の血は死んだ人の靈である. 7　言い換えれば生きている一人の人の中に死んだ人の靈が數え切れないほど入っている.

  8　死んだ人の靈の中に强い靈と弱い靈がある.9 　「私という主體意識」 は多くの靈の中で最も强い靈である.10　最も强い靈が王の振る舞いをしている.11 「私という主體意識」 が驚いたり, 惱んたりして完全にグロッキ-狀態に陷って倒れてしまったら, その次は强い靈が王の座に座ることになって支配する.*

飜譯:尹金玉 勝師