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5)
「私」 に勝つことは空の星を取って來ることよりも困難だ
1
私に體があっても私の體ではない，目と口があっても私のものではない．2
神さまに完全に囚われの身になって，100%縛られた者になってこそ魔鬼の鎖から拔け出すことになるのである．3
六千年も魔鬼に囚われた中で,
その心靈が100%神さまに束縛された者になるのは空の星を取って來る事よりも實際は難しい．4
この道は死亡の神になる 「私という主體意識」
と決死的に爭う道なのである．
5「私」,
自分を無くさなければならない．6
魔鬼の靈になる 「私という主體意識」
を殺して無くせということである．7
「自分」 と爭うので, この世の中で一番大變な爭いなのである．本當に空の星を取って來るのほうが容易く,
「私」 自身を殺す事はできない．8
自分と共に鬪うということは,
この宇宙でいちばん强い魔鬼が自分であるから９
自分に自分が勝つということは不可能な事である．
10
人間の力, 自分の力ではとても不可能なことである．11
自分を完全に殺すため, 神さまのみ言葉に100%從順に行うしかない．12
どのように自分が自分自身に勝つことができるか.
神さま以外, 自分自身に勝つ者はこの世の中にはいないのである．
6)
嬉しく生きることを望めば
「私」 を捨てよ
1
だから, 今日この恩惠の波の中で皆さんが生きていてこそようやく喜びを感じることである．2
皆さん，嬉しく生きることを望むのか?
3 嬉しく生きる事を望むなら
「私」 というものを捨てよ．4
「私」 というものに賴るな．5
「私」 というものを投げてしまう時,
喜びの神が私になって, 私がいるか,
いないか知らずに生きるのである．それ故に常に嬉しいのである．いつも樂しいのである．
6
罪と欲と 「私という意識」
が血の中にあるように，人間の本鄕であり，根源なる生命の神もやはり血の中にいるのである．7
まず, 罪と欲と 「私という意識」
に行く通路を防がなくではならない．すなわち
「私」 を意識するべきではない．8
「私」 という者は決して特別な存在ではない．
9「お前」
と 「私」 を區別するべきでなく，兄弟を私の體のように思わなければならない．10
我われは一つの神であり，一つの血統なので我われには
「お前」と 「私」の區別がない．11「お前」
と 「私」 の區別がないので人の事情が私の事情と思い，人の罪が私の罪と思える．
7)
良心に聞いて見よ
1「私という考え」
をなくす秘訣がまさに秒びょうに神さまを見つめることである．2
目は心のともしびである．3
目で眺める瞬間, 相手の靈が入ってくるのである．4
相手の靈が入ってくるので相手の考えと同じになる．5
神さまの靈が入ってくる秘訣は神さまを秒びょうに見つめる事である．
6
お勝ちになった神さまを秒びょうに見つめよ．7
神さまが喜ばれるのか，喜ばれないのかは自分の中に良心があるから良心で分るのである．8
良心は卽ち神さまの靈である．9
だから, 良心に聞いてみれば返事が來る．10
良心が敎えた通りに行え．良心がこうしろと言えば一秒も逃さずそのまま行え．11
誰でも良心の指示があるのである．
12
良心の指示があるのに良心がしようとすることを
「私という我相」 が防ぎ,
それに卷きこまれば地獄なのである．13「私というもの」
がしたい通りに生きる癖の人がいるが，それに卷きこまれたなら,
それは地獄を取っておいたことになる．14
常に良心で判斷し良心がさせるとおりに行う習慣を持てば,
その人は必ず神さまになって永生を享受する事ができるようになる．
1)
この宇宙は光の世であった
1
聖書に, “ 神さまは光で，光自體が神さまである”と記されている．神さまが魔鬼に占領される前は全宇宙が光の世であった．この宇宙だけが光の世であったのではなく,
神さまの形象のアダムとイブも光であったのである
2
ところが, アダムとイブが死魔鬼に占領されることで,
現在我らの男性女性の體に變わって陰陽に變化され,
魔鬼の氣性に從い苦しみの中で病んで死んでいくようになったのである．
3
だから, この魔鬼を全滅させれば死が無くなり永遠に光の存在になって,
嬉しさと喜びの中で榮光を享有する完全な自由の體になるのである．4
この世の中のすべての万物は本來,
火の玉であった．5 神さまの火は燃える火ではない.消滅させて燃やす火ではない.生命の火,
生命の光であったのである．
2)
光に變われば滅ぶことができない存在になる
1
天國は光の國である．2 義人は光で，目を開けて見る事のできない光である．3
光が生命であるから, 人が義人になり，神さまに甦れば人の體が光に化してしまうのである．4
その光は太陽の光より億万倍强い光なのである．5
その億万倍强い光に變わると消滅しようとしても滅ぶことができず，死のうとしても死ぬことができず，喜びと樂しみの中で何の制限も受けず永遠に生きる生命體になるのである．
3)
完成者, 救い主が放つ光
1
だから, 救い主の顔から出る光は世の中を照らす光であるが，その光は太陽より何十倍の熱い光で，太陽よりもさらに明るい光であるが，それは直線光線ではなく，曲線光線なので影がなくなり,
夜が無くなる．2 救い主が韓國で光を放つとしても,
その光は地球の向こう側になるアメリカやヨ－ロッパ一帶にも明るく光るように映る．
3
その日, 救い主の顔から放たれる光は,
永遠の命, 永生する者には爽やかな光で，宇宙を飛び回ることができる光である．その光は罪人にはどのような光であろか?
熱くて耐え難い光なので,
死が滅んで失せたその時,
熱くて永遠にぴょうんぴょうん飛び跳ねるしかない光である
*藤田多惠子
勝師 監修/飜譯:尹金玉 勝師
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