1 感情が魔鬼である.

  1 魔鬼の心が感情である. 2 心が變わった後には感情というも のがなくなる. 3「私という意識」 がなければ何の   感情も起こらない. 4 感情自體が罪で, 魔鬼の靈で, 死ぬ罪であるからです. 5 それで感情を持てば罪を犯した事 になるので, 感情を持つ瞬間, 魔鬼の僕となる. 6　怒っても, 嫌っても, さびしく考えても, 悲しむことが全て罪です.  

  7 魔鬼の心はよく怒りを出し, 過敏   に神經を克かせ, 欲と情欲もよく   克かせる.8 「私という意識」 は感情の靈です. だから, 感情に勝たなければなら ない. 9 これが道通する爲の悟りの基本で ある. 10 感情に勝ってこそ道通する. 11 感情自體が魔鬼なのである. 12 善なるハナニム, 神樣の靈は感情がない. 13 善なるハナニム, 神樣の靈は犧牲の靈, 愛の靈, 生命の靈, 永生の靈です.

  14 魔鬼に屬した心が感情です. 15 善なるハナニム, 神樣に屬した心   が無我狀況の心で, 解脫狀況に至   る心で, 涅槃に入る心なので喜びの心である. 16 その喜びの心は始めも終りもない 心で, いつ喜びいつ消える喜びでなく, 永遠無窮にうれしいのです. それを天國とも極樂世界ともいうのである. 17 したがって, 皆さんは木にならな ければならない.  18 木は悲しいと言って悲しむことも  せず, うれしいと言って喜ぶことで もない. 19 木には感情がない.

    2 喜怒哀樂が魔鬼の靈です.

  1 この道は心で爭って 「私という意   識」 に勝つ道です. 2 皆さんに時間ごとに話すのは感情   自體が罪だということです. 3 感情自體が魔鬼の靈である. 4 喜怒哀樂のすべての感情が無くな  ってこそ木のようになり, どのような事にも中心が搖れなくてこそ神樣になる. 5 善なるハナニム, 神樣の靈は感情がない靈です. 6 善なるハナニム, 神樣の靈は犧牲  の靈です. 7 その犧牲は生命に値するほどの犧   牲となる靈である. 8 犧牲の心が常にある人はいっそう  善なるハナニム, 神樣の血に變わって行く. それは自分に完全に勝つことになる.

最近降りた甘露 

    3 考えと感情を殺さなければ  ならない.

  1　私が呼ばれて密室に入ると過去を   考えてはいけないと言われ. 2　過ぎたことを考えれば「振り返   る淫亂罪」.3　恩惠者を待てば 「待つ淫亂罪」.4　比較すると 「比較する淫亂罪」.5　いいわけをすると 「理由弁解罪」を犯したと大騷ぎをされた.  6　それでだけでなく予算すると「予算する淫亂罪」.7　家族を考えれば「關心の淫亂罪」8　考えれば「人間の考え判斷疑い罪」9　委ねなければ委ねなかったと大聲を張り上げられる.

  10 誰かに會う瞬間, うれしがっても「うれしがる淫亂罪」.11 本當に考えの自由がなかったし,    その考えをかちんかちん縛ってまた縛って考えが動かないようにするべきで, 何かが起るたびに考え   が動かないかと危險を感じた. 12 とにかく善なるハナニム, 神樣の考えの他にどんな考えでも自由律法に觸れるということでした.  13 私たちの感情自體が罪ですから考が動いてはいけないことです.

    4「私という意識」 を殺すと感   情が無くなった

  1 私が完全に「私という意識」を殺   すと感情が無くなった. 2　良いものを見ても良いと思わず,    悲しいことにあっても悲しいと思   わず, うれしい人に會ってもうれしくなかった. 3　ひたすら神樣だけを思慕して神樣  のための生活をすると人間的な感   情が無くなった.  4　善なるハナニム, 神樣は無極の神,無我の神なので感情がない. 5  「私という意識」 が罪なので私の考えが全て罪なのです. それなら感情が罪ということは當然のことです.  6　私の利己心から出るすべての欲望   と考えの全てを止めなければならない.  

  7 どんな環境の中でもいかなる試鍊    が近づいても私の考え, 私の感情    は全て無くなって完全に木のようになってこそ自由律法を守っ たことになる. 8   私個人の考えが動けば間違いなく血が腐る. 9   考えが動かないように考えを縛って, 縛って, また, 縛っても隙    間を利用してまた考えが拔け出す. 10 祈る中にも億万分の一秒に心と考えが瞬間に掠めて動くからといくら努力しても私の力では出來ないので善なるハナニム, 神樣, あなたがおいでになりあなたに祈って下さい. そして私の考え全てを引き受けて主宰し, あなたが導き,   あなたが私にお勝ちになって下さいと祈った.

  11 魔鬼は喜怒哀樂という狡猾な方   法で人を少しずつ死に引っ張って   行く.  12 喜樂だけあった善なるハナニム,    神樣の心に怒りと悲哀を浸透させ   た. 13 私が知っており, 又, 味わってい   る天空の喜びを皆さんに分け與える爲, 味わわせる爲に私は每日叫んでいる. 14 陰陽を拔け出せ.  15 善なるハナニム, 神樣は二つではなく一つである. 16 一つの屬性の中に眞の喜びと樂みが ある. 17  一つの思想の中で眞の心の平和がある.  18  一つの中に永生があって救援   がある. 19 私から欲が出てき, 情欲が出てき,感情が出てくる.*  

*藤田多惠子 勝師 監修/飜譯:尹金玉 勝師