洪業非 (ホン·オプビ） 勸士は全羅道 （チョルラド）,  光州 （クァンジュ）出身で第1信仰村 （素砂信仰村) に入居したが, 信者達から激しい迫害と謀略の中に天使魔鬼と呼ばれました. 朴泰善勝利者は洪業非 (ホン·オプビ）勸士が試鍊によく勝って,  ある程度罪を脫ぐと‘密室’という祈禱處に入るようにしました.

  洪業非 (ホン·オプビ） 勸士はそちらで極限の祈禱で勝ち,  イブ勝利者として出現するようになりました.  朴泰善勝利者は洪業非 (ホン·オプビ） 勸士がこのような祈禱生活をする中で1962年に第2信仰村德沼 （トクソ） を建設し始めました. そして德沼（トクソ） 信仰村の運營體制を男性ではなく女性達で構成して完全に女性中心の運營體制を作りました.

  また, 德沼 （トクソ） 祭壇の出入口の正門壁に　‘ある女性が罪を完全に脫いで義人になって出現した’という意味を象徵する女性の抽象的な裸體像を彫刻して付けました. このような女性中心の象徵的件は二人目の勝利者であるイブ勝利者が出現したことを知らせる行事でした. しかし, まだ, 三人目の勝利者が出てこなかったので, イブ勝利者が出現したことを對外的に公表はしなかったのです. なぜなら, 善なる神樣ハナニムの三位一體性を回復しようとする極秘の作戰が魔鬼に露出することになれば水泡と消えられるからでした.

  3) 三人目の勝利者:　曺熙星 (チョ·ヒソン)

  朴泰善勝利者は德沼 （トクソ） 信仰村に行って十四万四千 (默示錄7章, 14章) 中の 「十四万」 だけは成り立ったが 「四千」 を探していると說敎し始めました. 信仰村の信者達はここで 「四千」 が靈的な意味であることを知らずに四千人を意味すると思って, その四千人に入るために死力を盡くして走りました.

  ところが,  ここで 「十四万四千」 は人びとをいうのではなく,  靈的意味がある數字でした. 卽ち, 十は善なる神樣ハナニム,  「四万」 はイブと, 「四千」 はアダムを象徵する數字でした. したがって朴泰善勝利者が 「十四万」 だけは成り立ったという話は三位一體の中で善なる神樣ハナニムとイブは成り立ったという意味で, 「四千」 を探しているということはアダムを探しているという意味でした.

行事の時降りた甘露 

  卽ち, 「十四万四千」 は善なる神樣ハナニムとアダムとイブが, また, 三位一體で回復するということを意味する靈的意味の數字であったのです.朴泰善勝利者は德沼 （トクソ） 信仰村が完全に席を占めて成長を走る中で突然に1970年に第3信仰村を機長に建設して信者達を機長信仰村に移住させました. そして機長信仰村に勝利塔を建てました. これは三人目の勝利者のアダム勝利者が出現したことを象徵する事でした.

  ところが, 朴泰善長老が建設した三つの信仰村は救世眞人の出現公式により三人の勝利者が順番に出現して最後の一人で完成される過程を象徵していたのです. 第1信仰村 (素砂) は救世眞人の出現公式上の最初の勝利者である朴泰善長老を象徵して, 第2信仰村 (德沼） は二人目の勝利者である洪業非勸士を象徵し, 第3信仰村 （機長） は三人目の勝利者である曺熙星救世主を象徵します.

  言い換えると, 第1信仰村が建設されたことは最初の勝利者が出現したことを意味して, 第2信仰村が建設されたことは二人目の勝利者が出現されたことを意味して, 第3信仰村が建設されたことは三人目の勝利者が出現されたことを意味します. このような過程は, 上で說明した涅槃經に 「伊字三点」 の道理,  卽ち, 伊陽江 (第1信仰村, 朴泰善 ), 落陽江 (第2信仰村, 洪業非), 落水江 (第3信仰村, 曺熙星)に連結される 「伊」 字の原理と完全に一致するだけでなくオリブの木の元體が二枝を育てるという聖書スガリャ書4:12と完全に一致します.

  また, このような過程は朴泰善勝利者が二人目の勝利者と三人目の勝利者を回復して, 結局, 三人目のアダム勝利者に三人の勝利者が一體で合一されて完成のお勝ちになった善なる神樣ハナニムが出現することに成功を收めたことを意味し (默示錄3:21參考), このような成功は善なる神樣ハナニムの國がまた回復されて人類を救援する救世眞人が出現したことを意味します.

  4. 救世眞人が三神一體で完成される修道過程

  ① 「私という意識」 を無くせ

  曺熙星 (チョ·ヒソン) 先生は日帝時代と6.25韓國動亂を體驗して數多くの死線を越える過酷な試鍊を受けました. その後, 素砂信仰村に入居して30代初めに30日ずつ斷食祈禱, 水も飮まない祈禱を14回しました. それも13回目は砂利の上で, 14回目は甁を破って作られた刃のようなガラスの破片の上でひざまずいて30日間斷食祈禱をやり遂げました.  

  しかし, 悲慘な試鍊をを受けて, また, 骨を削るような30日間の14回の斷食祈禱をしても勝利者になれなかったのです. そうして善なる神樣ハナニムの導きのもと, ‘密室’という所に入ることになりました. ‘密室’は, 470年前, 南師古 (ナム·サゴ) 先生が 「隱居密室生活計」 密室に隱居して生活しながら人類を生かす計畵をたてた (末運論） と予言されたところであり, 蘇萊山 (ソレサン) と老姑山 (ノコサン) の間と, その位置と場所までも正確に予言された天空の志を成し遂げる爲に予定された修道場所です.

  また, 南師古 (ナム·サゴ) 先生は密室で三神がはたらくと予言したが三神は三位一體の善なる神樣ハナニム, 三尊佛一體佛を意味します.  密室に入ってきて先に勝たれたイブ勝利者は人の心を全て讀むことが出來る讀心能力がありました. そうして過去を考えるのも罪 (振り返る淫亂罪),　未來を予算することも罪, (予算する淫亂罪),　相手と比較するのも罪 (比較する淫亂罪),　他人に關心を持つのも罪, (關心の淫亂罪) 等など　「私という意識」 から始まる全てのことは罪であると敎えました.

  曺熙星 (チョ·ヒソン) 先生は罪を犯さないために　「私という意識」 を殺して無す爲に激しく爭いました.  しかし, 「私という意識」 をなくすのは空の星を取るように不可能なことと感じました.  人の考えは制御される事なく偶發的に出てくることなので　「私という意識」 がたやすくなくならなかったのです.*

藤田多惠子 勝師 監修/飜譯:尹金玉 勝師