從って, 人間の體の中では一日にも數億の細胞が壽命を盡きた後, 體外に排出されることです. このように體の中で細胞が死ぬことによって空いた所は新しい細胞によって滿たされます.

  新たに作り出される細胞は奇麗な血によって作り出されることが出來ます.例えば, 100ケの細胞が死んで落ちて行ったら100ケの細胞をそのまま再び作り上げさせて補わせるには100%澄んだ血が要ります.しかし, 人びとは生きて行く中で欲に因って血が腐さり, 血を濁らせながら, 汚れた血, 腐った血が累積されて消滅した時には新しい細胞を作って補わせることが出來なくなります.卽ち, 100ケの細胞が死んだ場合, 腐った血が20%になれば100×0.8, 80ケの細胞だけ作り上げられることになります.

  その結果, 細胞未滿現象が起こって皮膚の場合には皺が入って體の全體は細胞未滿現象で力と機能が落ち, 免役システムも元の機能を果たすことが出來ずに結局は病氣にかかって死ぬことになりかねないのです.生命になる血がどれほど重要な役割りをするのか理解されたですか?では, この血を腐らせない方法，卽ち, 血が永遠に死なずに生きていることが出來る血になる方法はないでしょうか?このような問題を解くことは不死永生學の絶對的な課題です.

  3)血の作用が心の作用です

  人びとは血を榮養と酸素を供給する我われの體になくてはいけない物質程度だけに知っています.しかし, 血は物質の次元を越して心の作用を起こすほかの要素を持っています. 卽ち, 血の作用が心の作用であり, 心の作用が血の作用であるという事です. O型の血を持った人は我が强く，A型は凡帳面で，B型は社交的で，AB型は性格が氣まぐれだと言われています.

  このように血液型によって人の心の作用が違うということが分るのです.血の作用が心の作用であるという一つの例を擧げます.子供達は親の血で作り出されるから親の性格に似ています.どうしてそうでしょうか?血が心であるからです.このように我われの體を成す血の中にあらゆる先祖達の血が入っているので, 我われの意識の構造や考えもこのような血の種類によって千差万別に違うのです.心と血が別にあることではなく, 血の作用によって心が作られて心の作用によって血が作られるという同質性を持っていることです.つまり, 血と肉體と心は分離する事が出來ない一體性を持っていることです.

  4)靈と肉は一つである

  私の生命は私の血にあり，私の血は私の肉體を作り，私の心は私の生命であって私の生命の根源は心にある (箴言4:23). .心の作用は血作用で動き，血を盛っている臟器を血臟といわず, 心臟ということから血がまさに心であるという事を先祖は知っていたのです.このように分析すると肉體と靈が分離することは出來ないのです.血は生命である (創9:4).

  血が腐れば生命が腐って生命が腐れば肉體が腐って死ぬのです.靈と肉體は別に存在するのではなくて一つなのです.今まで, 人類は靈と肉體が別べつにあって死ねば肉身だけ死に, 靈はほかの所, 天國に行ったり地獄に落ちると考えました.血が生命であり靈であり, 神であり, 肉體です.肉體は血によって作り出されるから靈と肉體が別に存在するのではなく, 一體なのです.今まで, 宗敎もなく學問もなかったから靈肉が別にあるように間違って知っているのです.

  聖書には 「人は死ねば消えうせる.息が絶えれば，どこにおるか. (ヨブ14:10)」 「彼らは死んだので, 再び生きかえることが出來ず，死んだら再び生き起きることが出來ないだろうから」 と言いました.涅槃經5冊に死者曰身壞命終　是處無死卽是甘露　是甘露者　卽眞解脫　死ぬ者は體が崩れて命が盡きることであるからここには死がない. これが甘露である. この甘露を受ける者が眞の解脫者であるといって肉體と靈を別にあると言わず一つであると言っています.だから, 聖書には 「ハナニムは死んだ者のハナニムではなく生きている者のハナニムである」 と言って死ねば消滅されて無くなる.死なずに永遠に生きることが救援であると言いました.

  すべての物質は神であって, また, すべての神は物質です.今や唯物論, 唯心論の爭論は無意味になりました.人をはじめとした森羅万象が神に成り立っているのです.ただ, 魔鬼の牢屋に閉じこめられておられるハナニムが魔鬼と竝存體なのです.靈と肉體は區分することが出來ない一つです.靈が肉體で, 肉體が靈であり, 神が物質であり, 物質が神です.

  肉體が死ぬということは血が腐って生命が死ぬので起こる現象です.生命と靈と心である血が腐って死ぬから, 心の作用も起きてはたらくことが出來ないのです.ひたすら, 生きている人だけが血の作用によって心の作用がはたらき, 心を抱くことも出來て樣ざまな幻想と奇異な現象も體驗することが出來るのです. だから, 靈と肉體は一體で分離されているのではないです.

  5)人相通り動きます

  血によって人間の肉體が作り上げられます. 血は人間の細胞を作ります.その細胞は人間の肉，骨，目，髮の毛，爪，足指の爪など五臟六腑をすべて作ります. そのように作り出された私の姿はどのような姿でしょうか?創世記1章27節に 「アダムとイブをハナニムの形象であった」 と言いました. 確かに太初の姿はハナニムの姿でした.それでは今の姿はどのような姿でしょうか?魔鬼によって 「善惡を知る木の實」 を摘んで食べて魔鬼の捕虜になり, 死ぬことになった魔鬼の姿です.

  「善惡を知る木の實」 は魔鬼の靈であり，死亡の靈であり，罪の原因であり，私という主體意識です. だから, 我われの人間の姿は確かにハナニムの形象ではなく, 魔鬼の形象であると言ってこそ正しいです.魔鬼の形象は角が出たいやらしくてこわい姿ではなく, 現在の人間の姿です.だから人間魔鬼はそれぞれ十人十色の姿をしています.

  古狸のような魔鬼，毒蛇のような魔鬼，狐のような魔鬼，虎のような魔鬼など血の形態によって無數の種類の魔鬼を我われの姿で見ることが出來ます. 古狸のようにできた人は古狸みたいな氣性を見つけることが出來, 毒蛇のように見える人は毒蛇みたいな氣性が見られるし,　狐のような人は狐のような憎らしい氣性を見ることができ，虎のようにできた人は虎みたいな氣性を見つけることが出來るのです.*

 飜譯:尹金玉 勝師