6. 贊美歌を歌うこと

1)贊美歌は眞心をこめて歌うこと

1 贊美歌を歌ったとしても眞心をこめて贊美しなければならない.形式的に, 自分なりに, 低音で年寄りのような聲を出すことは神さまが望まれない行動であるので, 恩惠を收めることができず, 自由律法に觸れることである．2 恩惠を收める爲には私が贊美してもならず, 神さまが要求されるとおり眞心をこめて高音で歌わなければならないのである．

3 贊美歌は曲調ある祈りであるので,このように, あのように考えながら歌うのは私は贊美に聞こえないのである．4 雜念を抱きながら歌う人, ぼやっとしている狀態で歌う人, 意味を考えながら歌う人, 恩惠の滄波の中で歌う人などまちまちであるが, 私には一人一人の狀態が區分して聞こえる．

2) 歌を歌えば腦神經細胞が增加する

1 アメリカのロックフェラ-大學のナトウボムという敎授チ－ムはカナリアが鳴く時, それは, 腦神經作用によって歌が出るが, 歌をたくさん歌う春は腦神經細胞が多くなって, 歌を少し歌う夏は細胞が段だん減り, 歌を歌わない冬は全然ないように減る狀態を發見した．2 そして, 何年かの間, 「カナリア」 の鳥の硏究を繰り返し, 「腦神經分布圖」 を作成し生死循環の 關係を硏究した結果, 歌うとおりに, 考えるとおりに新しい腦神經細胞が一日に2万個ずつ生成されて, 歌を歌わない時には生成された細胞が一日に2万個ずつ死にかけると發表した．

3)贊美歌は曲調ある祈り

1 贊美歌は曲調ある祈りである．2 贊美歌を歌うことで恩惠が連結され歌う時恩惠を受ける．3 皆さんが切實な心情で歌えば神さまの心と一致するので, 魔鬼の心である罪人の心が神さまの心に變わるのである．4 勝利者が贊美歌の歌詞のような心を持ち, 皆さんと共に贊美歌を歌う時,その心が勝利者の心と一致するのである．一致する時, その心が神さまの血に變わるのである．5 だから永生の確信がある者には說敎も要らず, 特別な話も必要ないのである．6 皆さんが確信を持つ時, 成し遂げられるのである．

4)贊美歌を歌うことで恩惠を受ける

１ 每日, 新しいという贊美歌を歌ってまた歌っても, 私にはその贊美歌が一瞬ごとに新しかったのである．2 だから贊美歌を夜通して歌っても一時間も過ぎなかったように感じられた．3 贊美歌を終えて出れば, もう, 夜明けで, また, 贊美歌を歌ってから見れば, すでに日が暮れていた．

4 いつ日が暮れるのか, いつ日が明けるのか, 分からない程いつも嬉しさと樂しみの中に暮すことである．5 誰も分からないこのような喜びの中で喜悅の中で暮すので, あっという間に1年, 5年, 10年, 50年が過ぎたのである．6 これは神さまの恩惠, 神さまの靈を受け取ってみた者でなければ, この喜びを語る者はいないのである．

５)贊美歌を歌うとき, 神さまを思慕する人の聲は違う

1 贊美歌を歌うとき, 神さまを思慕する人の聲は聲自體が違う．2 私が, 贊美歌を歌う時ごとに余裕ある聲で歌うのではない, 天邊まで上がってこれ以上聲が出ない極に達した聲なのである．3 そうでなければそのような聲が出るはずがないのである．極に達したので魔鬼がそこにあがるまで追いつくことができないのである．4 贊美歌を歌ってもその心が切實な心情, 高度に思慕する心情を持った者はその聲が違うのである．5 その切實な心情がいつも體に付いているので, これ以上上がって行くことができない最高の高い聲なのである．

6)贊美歌を歌う時魔鬼が出てゆく

1 「私というもの」 が魔鬼なので, 私が死ぬ前は心の變化は起こらないのである．2 だからその魔鬼の姿を現わせてこそ, 神さまが, その魔鬼を殺すことができるのである．3 神さまは人を殺すことができず, 魔鬼を殺すことのできる能力だけである．魔鬼が人の中に隱れていれば魔鬼を殺すことはできないのである．

4 贊美歌を歌う時, われらが一緖に心を一つにして歌えば魔鬼が出てくるのである．だから初めていらっしゃった方も眞心をこめて歌わなければならない．5 人が話す時もその人の中の魔鬼が出るのである．話をかけて魔鬼を出させて殺すのである．6 だから, 皆さんが口を閉じていれば魔鬼が死なない．100年が過ぎても恩惠を受けることができない．7 初めて出てよく知らなくても, 贊美歌の畵面を見て大きい聲を出してみろ．魔鬼が死んでこそ心の變化が起こるのである．

7)贊美歌を歌う時, 恩惠を受ける

1 贊美する時に恩惠をたくさん受ける．その理由は, 皆さんが贊美する時贊美歌の歌詞と心が一致するからである．2 神さまの心も, 贊美歌の歌詞のように動くので神さまと皆さんの心が, 一つになるから言い切れぬほど恩惠を受けるのである．3 神さまの心と一致されれば魔鬼の心は消滅されて神さまの心に變わるのである．4 魔鬼の心が消滅される瞬間, 罪が消滅されるのである．5 血が潔くなり, その瞬間神さまの體に變わるのである．

6 だから, 贊美歌を歌う時間に恩惠をたくさん受ける．7 說敎の時間より, 贊美歌を歌う時間が大切なのである．8 贊美歌を歌う時, 贊美歌の歌詞と同樣の心になる事が, 「私という意識」を殺す秘訣であり, それが神さまに魔鬼を殺して頂いて神さまになる秘訣である.*

*飜譯: 李昌淳勝師, 尹金玉勝師