自由律法は神樣の法律の中で神樣の支配の中で暮らす法である

自由律法というのは人間を神樣に變えさせる秘訣である．涅槃に入る境地，解脫の境地に至る法である．

自由律法というのは神樣に自分のすべてを委ねることであり，神樣の體と一體となり, 神樣の心と同一の心になることである．神樣の心は誰を見ても自分の子に見えるから强盜を見ても自分の子であり，泥棒を見ても我が子であり, 人類がただ一つに見える心である．自由律法は魔鬼が動くことによってその時, その時變形して魔鬼を殺してしまうのが自由律法である．

自由律法は血を腐らせる根本となる「私という主體意識」 を無くす秘訣である. だから，自由律法で立っている者には死と苦しみがない．

自由律法というのは私が守るものではなく，神樣がおいでになって守って下さるものである．

私が自由律法を守ることが出來なかったと言って罪責感を感じれば自由律法に觸れることになる．

神樣に完全に率いられることをかなえられる爲に哀願し, 處分だけを望むべきであり，少しでも「私」がこうしよう，ああしようとすること自體が「私」がしようとする淫亂罪なのである．

だから，皆さんが自由律法を知るといって自分が祈り，自分が主體になって動くなら，一切がすべて自由律法に觸れるのである．

主の爲に仕事をし，獻金をし，祈っても，それは私がした行爲ではなく, 主がおいでになってなさったことであり, 私がした功勞ではないのである．

「私」という者は意識することも, 存在することも出來ないそのような狀態になってこそ, まさに自由律法を守ったことになる．皆さんが自由律法を守る秘訣は秒秒に神樣を仰ぎ見て神樣が率いられた通りに生き，神樣が喜ばれる行動をすることである．

良心は神樣の靈である 

神樣が喜ばれる心を抱けば，それが卽ち自由律法である．神樣が喜ばれる心であるか，喜ばれない心であるか, 神樣である良心が自分の中にあるから良心がすべて敎えて下さる．

自由律法を守ってこそこの道を步むことが出來るのであり，自由律法を守ることが出來なければ, この道を步むことが出來ないのである．自由律法というのは恩惠を保つ法であり，神樣の仕事をする法であり，罪を犯そうとしても犯すことが出來ない秘訣である．また, 自分を殺して踏みにじる法である．

自由律法というのはこの世の中の法ではなく, 心の法であり，良心の法であり，神樣の法である．人が自由律法を完全に悟って神樣の心を抱けばこの宇宙が神樣の世と化すのである．

自由律法には大，中，小の自由律法がある．大の內に大の律法があり，大の內に中の律法があり，大の內に小の律法がある．

中のうちに大の律法があり，中のうちに中の律法があり，中のうちに小の律法がある.

このように, その律法を守り續け, 最後に完全無欠に守ることが出來るその次元がある．

今はもう，大の律法から守らなければならない．

大の律法を守ることが出來なければ, 中の律法は守ることが出來ず, 小の律法は更に守ることが出來ない．

大の律法を守り，中, 小の律法まで守って行けば驚くべき事實が起きる．

律法は行なってこそ律法が完成される．大の律法を守ってその次の段階に上がって守り始めれば，あまりにも嬉しくて樂しい幸せを味わうことになりながら, 神樣から離れようとしても離れることが出來ないのである．

その次，大のうち小の律法を守ればその上の段階の律法は守ろうと思わなくても自ら守ることができ，考え自體が律法の中の考えになり, 考えが健全になる．

心を碎いてやっきになる必要はない．完全に委ねてこそ成し遂げられるのである．

自由律法は 「私」 を殺す法であり，
自尊心を殺す法であるので自由律法を守ったことは, 卽ち 「私」 を殺したことになる

兄弟の罪を自分の罪と思い，兄弟の事情を自分の事情と思い，兄弟の痛みを自分の痛みと思い，兄弟の誤りを自分の誤りと思うなら, それがまさに神樣の心であり，自由律法なのである．

自由律法を守る爲には, 異性の間の淫亂に勝たなければならない．

合法的な夫婦でも神樣に變るためには互いに神樣のように仕えて尊敬して生きなければならないのである．

はっきり言って皆さんが救いを得る資格を備えて永生を得るためには, 佛典や古書など何らの必要はない．

救いはひたすら自由律法を通してこそ得ることが出來るのである．

だから，自由律法を守ることに全精神を注げ！

つまらない書籍をかき回しながら時間を潰す暇があろうか？

自由律法を守ってこそ永生することが出來, 自由律法を守ってこそ血が澄んで奇麗になるのである．

突然，病氣になる時や苦痛を受けるとき，
その瞬間，感謝で勝ってこそ自由律法を守ったことになるのである 

病氣になれば 「私はだめになるのではないか」 と思い自分を意識して心配を呼び入れれば自分を愛し, 自由律法に觸れることになって無量大數倍の魔鬼が浸透し余地なく捕らわれるのである．

魔鬼の試驗に打ち勝つことが出來ることを信じ, 心を强く動かしてこそ魔鬼がすき間をねらうことが出來ないのである．

神樣を仰ぎ見る瞬間は勝つ瞬間である．魔鬼に勝つことが自由律法を守ることである．

「私」 というものと身を削るほどに鬪爭をして 「私」 という魔鬼を殺すことが出來たら永生である．

一秒一秒, 祈禱をしないことは犯罪であり, 自由律法に觸れることである．

情欲に從って生活することは自由律法に完全に觸れる事である．神樣になる道は完全に情欲を拔け出さなければならない道である．情欲を拔け出さなければ神樣になることが出來ない．

この道は心で步む道であり, 體で步む道ではない．だから，心で自由律法を守ってこそこの道を步むことがで出來るのである．

自由律法とは罪を犯さない法である．血が腐らない秘訣の法が自由律法であり，魔鬼を殺す法が自由律法であり，魔鬼に勝つ法が自由律法である．

魔鬼，卽ち「私という主體意識」を完全に殺す秘訣がまさに自由律法なのである．

自由律法の中で本當に大事なことは每日祭壇に通うことである 

ここにエデンの園一つが建てられたので，今, この一つのエデンの園が無數のエデンの園を創造しているのである．皆さん一人一人がエデンの園にならなければならない．皆さん一人一人が天國にならなければならない．天國にならなければ地獄になるのである．

だから，自由律法を守らなければならない． 守れば天國になり，守らなければ地獄になる．

魔鬼が開けて入ろうとしても入ることが出來ない秘訣がまさに自由律法である．

每日每日祭壇に通うことがどれほど貴重なものであるかを皆さんは知らなければならない．

ここは, 每日每日禮拜をして六千年古くなった罪惡の垢を洗い出す身悶えの現場である.*