"승리 신문

永生の道のり

天機(36) ああ, 神樣も感動なさり. 30日ずつ, 14回の斷食祈禱

人間の生命體を硏究する生態學者や疾病を治療する醫師の目で人間の肉體をみればこれはまるで石に投げればその瞬間ぶち壞される薄っぺらのグラスのようにともすると割れやすい虛弱な構造をしていることがわかる.

惡魔は宇宙を創り, 宇宙を操縱している. その操縱席たる操縱センタ궕捲驥夕蛟謠岡˚? 惡魔はその中に隱れて宇宙を操縱し續けてきた. 宇宙の中でもっとも强い惡魔が人間の中にいるとすれば常に同じ比率で神樣も捕らわれているゆえに宇宙の中で最も核心的存在である神樣もやはり人間の中に存在せざるを得なくなっている. したがって, 人間を支配する側が宇宙の主導權を握られるほかないのである. ところがなぜ, 惡魔は自分の據点である人間の肉體を割れやすい薄いグラスのようにもろく創ったのだろうか.

惡魔は太始に三位一體のお三方の神樣の中で捕らわれなかった自由の神樣の逆襲を一時も油斷せず念頭に置いていた. もし, 自由の神樣がある人の中にしのび入って行動されるようなあやしい氣配が見えたらその瞬間, その肉體を簡單に壞してしまえるように段取りしておいたのである. それだけではない. 人間に肉體の神經を通じて苦痛を感じさせ, その苦痛の壁を幾重も巡らして置くことで人間の忍耐力では決してその苦痛の壁を越えることができなくしておいた.

このように絶體的不利な條件の中で惡魔に勝たねばならなかったので自由の神樣は, 割れやすいガラス杯のような人間を, 長い時間をかけて鍛鍊を受けさせ, 鋼鐵よりもさらに强い存在に作らなければ決して惡魔に勝てない現實に氣が付かれたのである. だが, これはほとんど不可能に近い宿題だった. にもかかわらず自由の神樣は, それが億万分の一の確率だとしても挑戰せざるを得なかった. 自由の神樣はそれなりの確信はお有りだった. それは惡魔の秘密である宇宙監獄の構造と運用原理, そして未來に關するすべての計畵を完璧に見拔かれたということである.

自由の神樣は惡魔の目を避けつつ, 6千年という長い歲月を中でもヤコブの12部族のひとつであるタン(檀)支族の血統に沿って鍛鍊の血を整えて來られた. ついに最後の人物, 曺熙星さまに至ってそのご誕生の瞬間から過酷な鍛鍊は續けられた. もう宇宙の主導權をおいて空前絶後, 未曾有のただ一度だけ與えられた機會であり, 戰いである決戰が近づいて來たのである. ところで目前に近づいている最後の決戰を前にして仕上げの燒入れが殘っていた. それは人類の歷史の中で誰一人步んだことのない道, まねすら出來ない, いや, 惡魔が創っておいた人間という構造をしていてはてんから不可能な挑戰であり, 燒入れだった.

水一滴飮まぬ30日間の斷食祈禱

よくキリスト敎會の牧師やその他の宗敎の修行者は斷食祈禱をするというがほとんどは水やジュ궖묫姪茹蒜嫁И謠罫롯お瑨ⓦ紛롯お홋ㄺ? そうするほかないのは人間の肉體という物は男子の場合７日, 女子の場合10日ほど水を飮まなければ命を持ちこたえることが出來ない. しかし, 神樣が曺熙星さまに命じられたのは30日間をお水一滴飮まず, 斷食してひたすら神樣にすべての精神を集中させることだった.

すでに40年余りの一生涯を通じて信仰生活の中で10日ずつの斷食祈禱は常にされてきた鍛鍊だった. しかし, 30日ずつお水一滴も飮まず耐えることは初めから不可能だと思われたので試みようと思ったことすらなかったのである. ところが神樣の命令であるならいつであれ命そのものを犧牲してささげる覺悟が出來ていたので命令が下されると卽時, 靜かな場所を探して前代未聞の「30日間の斷食祈禱」に入った.

神樣に心のすべてを集中させようとすると曺熙星さまの血の中に6千年間溜まっていた惡魔の血があらゆる雜な考えを引き起こして神樣に集中しようとする心を亂れさせようと攻擊してきた. が, そうなるたびに妨げる惡魔の攻擊を碎いて神樣にご自身の心と命そのすべてを犧牲のささげ物になろうという一念を集中させて行った. 夜になったのかと思えば晝になり, 晝になったのかと思えばまた夜になる時間の流れと共に命を投じた斷食祈禱は一日一日進んだのである.

この試練の障壁を越えなければ惡魔との最後の戰いはやってみなくても勝てないと神樣はおはかりになったので必ず超えざるを得ない試練の障壁であった. 一滴の水なしで人間の肉體が耐えられる限界, 7日が過ぎ, さらに10日が過ぎた. 15日が過ぎようとするところで曺熙星さまは生命の油が渴いてしまった燈火のように氣力が失せかかった. 「この祈禱を今すぐ中止せねばお前は死んでしまう. もう立ち上がれ!」頭の中で惡魔の聲が雷鳴りのように大きく響いた. しかし, たとえ命が絶えようとも神樣との約束の期限は守らねばならぬとまた違う內面からの聲が聞こえてきた. その通り, さらに續けた. 命を投じての覺悟の前に惡魔の誘惑は過ぎてゆく風の音に過ぎなかった.

惡魔のすべての誘惑を破いて勝ち進んだそのとき, 命のともしびが失せかかった瞬間, お口から言葉では表せ切れない甘味と冷ややかな神樣の生命のマンナが入り始めた. ついに30日に達した. 人間の身體をしていては決してやり遂げない, 上りきれない高地を占領してしまったのである. だが, 次に一層險しい高地を征服するためにはお水一滴も飮まない30日間の斷食祈禱が12回もの繰り返さねばならなかった. まことに徹頭徹尾な神樣であった.

13回目は小石を敷いてその上に半ズボンの姿で素肌のすねを据えて正座をしたまま斷食の祈禱を續けられた. 石ころの上に正座をすると一寸もじっとし難い, 自ずと悲鳴があがるほどの痛さがすねの內側まで傳わって來た. 奧齒を姑み締めつつ悲鳴を抑え, 身體をおののきながらもひたすら神樣に心を集中させて行く間, あれだけ大變だった痛さも感覺の向こう側に消え去り始めた.

神樣も感動なさったガラスの破片の上での30日間

最後の14回目の斷食祈禱はガラスの甁を割って銳いガラスの破片が刃物のように突き立っているその上に, 半ズボンで素肌のすねを据えて30日を耐えなければならぬ斷食の祈禱であった. 正座をすると途端に尖ったガラスのかけらが肉を切り, すねの骨まで達する大變激しい痛みを伴って突き刺さるのであった. 同時に大なり小なり血管の切れ口から眞っ赤な血が出て床をぬらしながら流れていった. 「このまま行くと死ぬかも知れない!」という死の恐怖が押し寄ってきた. しかし, たとえこのまま死んでしまうにしても神樣の命令であり, 神樣との約束であった. 生きていたいと命を惜しむ愛着が億万分の一でもあったならば始めることさえ出來ない, 不意に思えば無謀かつ氣違いの行動に思えることだった. ものすごい嚴しい苦痛と死の恐怖, これまで13回もの斷食の祈禱がなかったなら不可能な14回目の斷食祈禱であった.

「神樣, この命はもともと神樣のご所有です. この命を神樣に返納致しますので神樣のみ旨通りになさってくださいませ.」惡魔が與えるあらゆる誘惑と恐怖の攻擊を踏みにじってもっぱら生命全體を神樣にゆだね, 神樣に心を集中しつつ, 進んだ.

それはまるで弓を放たれた矢が標的に向かって射るように, 鐵を切る一本の强力なレ궖텂光線のように, 曺熙星さまの心はガラスが骨に刺されるとき感じられる痛みや死の恐怖, 命に對する絲くずほどもない愛着などさえ振り切って神樣に集中していた. 夜が明け, 晝がくれて時間は流れていても曺熙星さまの心の中にはすでに永遠と相通じる止まった時間があるのみだった.*(次回に續く)

原文：金白頭勝師

譯：東京勝利祭壇李貞馥勝師

03)3202－9781