生命のみ言葉  

「勝利祭壇」 は, どのような所なのか


                                                                                                                李貞馥 勝師
 

かつて中國, 秦の始皇帝は不老不死の仙藥を求めて東方の黃金の國に善男善女各おの500名を送り, 探し求めていたという記錄もあるように不老長壽, あるいは不老不死の願望は人間の本質的なものであろう.

しかし, 生者必滅, 卽ち, 生命のあるものは必ず死ぬときが來るという言葉どおり人間に一度は必ず訪れる死を誰しもが拒むことができない, いや, あえて拒もうとしない.

ただただ受け入れることを當然のごとく何の抵抗も必要としないまま, 死を受け入れてしまう無氣力な人間. その恐怖感, あるいは孤獨感とはこれだけ偉大な人間存在のあり方にしてはあまりにも慘めで悲しい. 人間というものの一生涯にただ空虛さを感じさせるだけである.

ところが20世紀の後半, 韓國ではある聖人が現れた.

いわゆる緖宗敎が主張し, 待つという救い主, メシヤ, 生きた彌勒菩薩, 正道令という代名詞に相應しいまさに神樣の現れだった.

勝利者と呼ばれ然るべし 「己」 に打ち勝ち, 「惡魔」 に打ち勝ち, 「死」 に打ち勝った勝利の神樣が人間の體を召して來られたのである. 勝利祭壇の曺熙星樣がその主人公であり, 我われはチュニム (主樣)とお呼びする.曺曺熙星チュニムは, 人間とは, 本來神であり, 死なない存在であったことを世界人類に向かって獅子吼され, 永生の可能性について聖書學的に科學的にまた,

醫學的に論じられ始めた. その上,樣ざまな分野の學者, 宗敎家達が勝利祭壇を訪れ, 彼らの今までの學說を覆すような新しい學說に驚き, 認めた上での關連書籍の發刊や韓國內外の樣ざまな預言書を解釋するなど曺熙星チュニムこそ今世紀來るべきメシヤであり, 救い主であり, 生きた彌勒菩薩であることを裏付けつつ, 曺熙星チュニムの永生の學說を廣げていった. 

曺熙星チュニムは20世紀後半現れるべきメシヤであることの根據として彼らが持ち出してくる樣ざまな書籍, いわば經典や古書, 預言書などに明示されていることは數多く, ここに全てを擧げることは紙幅の都合上困難である. 詳しいことは次回,   また書かせていただくことにするが, 人爲的に變えられない名前, 生年月日, 出生地までのことが見事に的中している. これらは勝利祭壇に關心のおありの方なら簡單にお調べできる內容であり, 救い主を見こんでわざわざ預言書通り作り直したものではないことがわかるはずの內容だ. メシヤ, 救い主, 生きた彌勒菩薩, 正道令であるためには全て滿たさなければならない條件が全て曺熙星チュニムに當てはまる. 救い主として最も重要とされる甘露 (露の聖靈) は曺熙星チュニムが導かれる勝利祭壇では, 常に降りている.

しかし, このような物理的な條件が全て滿たされているとしても一番大切な永生の學說, 卽ち, 人間が死なない永生の秘訣を論じられなければ救い主として認められない.

今世紀まで, 綺羅星のごとく竝ぶ數多くの偉大なる賢人でありながら人が死なない 「永生」 の方法について學說を述べたものはなく, たかが死後の靈魂不滅の言葉で人類の死の歷史は繰り返されてきた.

勝利祭壇とは, 曺熙星チュニムのお敎え通り, あらゆる物質は神であり, 人間は神の子であるとし, 今世紀の諸學問と諸宗敎のパラダイム變革を主張すると同時に人間は聖靈, 卽ち, 神に生まれ變わることによって救われることを信じ, 信者は自由律法を守るという嚴しい修行に邁進している所である. また, 勝利祭壇とは, 儒敎, 佛敎, 仙道といった諸宗敎が本來目指すもの 「眞理具現」 である如く眞理具現, 卽ち, 人間を神に取り戾し, 不滅を實現, 可能にする主人公がおられる勝利祭壇で,  最終的には合一され, 今まで未完成のままの宗敎を一つに完成させる所である.

「誰のことも自分の體のように思う」 「誰をも神樣のように思う」 という自由律法とは, あなたと私といった區別, もしくは差別の特權的階級社會, 言い換えれば人種間, 宗敎間, 國家間の爭いと葛藤をなくすための平和的方法であり, それゆえ世界と人類がひとつになれる唯一の律法である. 

勝利祭壇とは, この自由律法を守るために心の嚴しい訓練を通じて日常的に實踐し, 究極には神樣のみ旨を成就させていくところであり, この世界でただ一つ, 勝利なさった神樣が救いの攝理をお始めされた場所である.

勝利祭壇の歷史24年目, 2004年6月19日曺熙星チュニムは逝去された. いわば 「普光」 であり, 「廣く光を照らす」 という意味になる. それでは永生の主人公でおられる曺熙星チュニムの逝去を勝利祭壇ではどのような解釋をし, どう理解しているのか. また人類最大の關心事である21世紀この宇宙の行方はどこであり, 我われ勝利祭壇の信者たちはどうあるべきなのか.

次回からご一緖に考えさせていただこう.