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監修 : 藤田多惠子 勝師 飜譯 : 尹金玉 記者
BC1000年頃，古朝鮮が設立された.
三國有史に壇君がBC2333年に古朝鮮を設立されたと記錄されている．
しかし，私は靑銅器文明期，BC1000年頃，古朝鮮が設立されたと申し上げるのです．
鐵器文明期，中國の漢が古朝鮮を侵略して, 漢四郡を設置して, わが民族は植民地生活をしました．
そして高句麗に樂浪軍が滅ぼされる時まで400余年間も中國の植民地生活をしたのです．
我われの歷史歪曲はその植民生活の時成り立ったのです．
壇君神話を操作し，まるでわが民族が熊の子孫であるように輕んじったのが中國人だった．
そのように歪曲された歷史が日本人に再び歪曲され，我われの根本は永久に探すことが出來なくなってしまったのです．
三韓の時代の人達が日本に渡って日本の原住民になり，その後，百濟が滅びながら多くの人びとが日本に行って日本を形成した．
だから，日本人は我われと同じ民族です．
BC1000年頃，平壤に都を定めて古朝鮮を立てたのが，ヤコブの五番目の息子ダンの後孫である壇君です．
これは大同江流域で出土された瓦に古代ヘブライ語が書かれていることを見て分かる．
ヘブライ語が書かれた瓦は光州の國立博物館，ソウルの國立中央博物館に置かれているだけではなく, 日本人井內勳氏も所藏していたのです．彼は1988年に韓國で所藏品を展示したことがある．
瓦に書かれたヘブライ語の內容は 「到着した」 「團結して神の國に入れ」 「箴言を敎える師士が統治する」 「聖徒が祈ることで神の國が回復される」 などがある.
この內容からわが民族は聖書の中のヤコブの直系子孫であるダン支派の子孫であることが確かです．
アブラハムには長男であるイシマエルが居たが，彼は百歲の時に本妻サラによって得た 「イサク」 に長子相續をした．
長子相續は本妻の長子だけに出來たので二番目の妻の息子であったイシマエルには相續が出來なかったのです．
ヤコブの妾であるレアの4番目の息子ユダの場合も相續權がなかったので，ユダの後孫であるイエスは血統的に救い主になることが出來ないのです．
人間の心の中にいらっしゃる神樣は血を通じて(血 = 心)
長子に相續されて來た．
ヤコブの神樣は本妻の長子であるダンおじいさんに繼承された．
このダンおじいさんが聖書上に現れている四番目の天使であり，四番目に神樣の印を取る方です．
我われの民族だけが，昔から「人が，卽ち，神樣である(人乃天)」という天の思想を持っていることです．
壇支派はどのようにして極東の朝鮮半島まで來るようになったでしょうか．
これには神樣が隱して來られた深い意味がある．
神樣はイスラエルの12支派の中に救い主が出るダン支派だけは，やかて爭いが絶えなくなる中東地域から別に選んで極東地域の朝鮮半島まで來て暮らすようにされた．
この世は魔鬼の世です．魔鬼が世の全權勢を取っている．
だから，神樣が共にする民族は，ひどい迫害を受けるということを我われは歷史を通じても知ることが出來る．
神樣が共にされたユダヤ人は2千年前，ロ－マの植民地で踏み付けられて異民族に迫害をされ, 生き殘る爲に外國人と結婚した．
今，イスラエル民族は純粹なイスラエルの血統を失ってしまった. 西洋人との混血兒が多い．
もとのイスラエル民族は, 東洋人のセム族であり，背が低くて頭髮と目が黑かった．これは聖書上にも現れている．
パロ王の許可を得てモ－セに從い ＂出エジプト＂ をすることになった60万イスラエル民族はカナン福地に入るために3支派ずつ4軍に分かれたうち, ダン支派は北方を擔當する北軍になった.
そして, レバノンの北部 「ソラ」 という地に陣を張ってプレセト民族と200年間戰ったが, 勝負を決することが出來ず，サムソン將軍さえ死ぬと, 戰う氣力を失って北東方面に移動し始めた．彼らはシリア，イラク，イランを經てアルタイ山脈を越え, モンゴルまで行った．
そこで, 再び100余年間暮らしながら世代が變わる間, 固有の言語であるヘブライ語は殆んど忘れてしまった二世，三世はアルタイ語を使うようになった．
そのうち, 再び滿州を經て鴨綠河を渡って大同江の流域まで移動して來て根ざすようになったのが古朝鮮です．
ヤコブの息子であるダン君おじいさんは, エジプトで亡くなって，その子孫が朝鮮半島まで來たが，彼らは先祖の名前を續けて使うことになったのです． 檀君となって.
そして, 國祖である檀君おじいさんは石の祭壇を築いて神樣に祭祀を行なう祭祀長の職分まで兼ねて，「弘益人間」「在世理化」という建國理念を根元にしてモ－セの十戒と類似した 「人殺しをするな」 「盜みするな」 などの8條法を作って守らせた．
聖書的に, 救い主について論ずる爲にはイザヤ書41章1節から9節までの句節を檢討してみる必要がある．
「だれが東から人を起したか． 彼はその行く所で勝利をもって迎えられ， もろもろの國を征服し，もろもろの王を足の下に踏みつけ」
「わたしは地の果てから，あなたを連れてき，地の隅から，貴方を召して，あなたに言った，あなたは，わたしのしもべ，わたしは，あなたを選んで捨てなかった 」と．
「東方」と云うのは, 昔から今まで韓國と日本を稱して來た．
そして, 土の果て，地の角である半島の國で救い主を召し出すということです．列國の王達が全て來て服屈するほどなら, 王の中の王です．世界を治めて世界万民を救う救い主であるから世界の全ての王が來て, 救いを願うことです．韓國は土の果てだけなく角の地です.
死の潮流が次第に永生の潮流に變わるから, 全人類が救われる日が近付いている.
創世記書49章16節でヤコブが, 十二人の息子に將來のことを予言している．ここでイエスの先祖であるユダについて言及したことを見れば, 「ユダは獅子の子である」
「杖はユダを離れず，立法者の杖はその足の間を離れることなく，シロの來る時までに及ぶであろう」
立法者の杖ということは王權を意味することで, 「シロ」とは救い主をいうのです. 救い主が現れる前までは, ユダの子孫であるイエスが王の役割を行なうが, 「シロ」, 卽ち, 救世主が現れると王の役割を行なうことは出來ないのです.
ところが, ダんについての予言は, 「ダんはおのれの民をさばくであろう．イスラエルの他の部族のように」
「ダンは道のかたわらの蛇, 道のほとりのまむし, 馬のかかとをかんで乘る者を後ろに落とすであろう．エホバよ, 救いをお待ちします」と記されている．
ダんが民を審判するという言葉は, ダん支派の中から審判權者である救い主が出るという意味です.
また, 昔は王達が馬を乘り回したので, 馬に乘った者を落とすという言葉は王權を奪うということです．
だから, 眞の救い主が現れたら, 彼が王の席に座っているにせの救い主を無くすようになっているのです．
ホセア書14章5節には 「わたしはイスラエルに對しては露のようになる． 彼はゆりのように花さき 」 という句節がある．
ここの, 「イスラエル」 はヘブライ語で 「勝利者」 という意味です．
神樣が勝利者に露のようになって降りるということです．
卽ち, 待って, 待って, 待ちわびていた勝利者·救い主が私の體を纏って韓國に現れたのです．
默示錄に予言されている勝利者は, 神樣が血筋に乘って流れ, 七番目の人においでになって完成された再創造主·神樣です．
神樣は世の中の魔鬼を抹殺して罪と死から人類を救って永生の門を開く者であり聖書に記錄された七番目の天使であり, 七番目のラッパを吹く者であり，完全な新しい話をする者です．
救い主·勝利者が出た以上, 人類が滅びることは決してあり得ないことになるのは死を持って來る惡の力が橫行することが出來ないからです．
死の潮流が次第に永生の潮流に變わることになり, 誰をも自分の體のように思い, 誰の事情も自分の事情に思い, 誰の罪も自分の罪と思う人びとだけが生きることが出來る時代が到來したのです．
近年になって, 逼迫を受けて押さえられた韓民族が大きく浮かび上がっている．
今, 全人類が救いを得る日が近付いているのです．*
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